白鶴報恩(鶴の恩返し)日本童話 中日文對照 - 時雨の町

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故事(中日文對照). むかしむかし、 貧 まず しいけれど、 心 こころ の 優 やさ しいおじいさんとおばあさんがいました。

閱讀天下 日本童話 白鶴報恩(鶴の恩返し)日本童話│中日文對照 2021-09-23 2019-08-14 45657 全文朗讀 音声 得本綾(コトリボイス) ラジオHP 故事(中日文對照) むかしむかし、貧まずしいけれど、心こころの優やさしいおじいさんとおばあさんがいました。

ある寒さむい冬ふゆの日ひ、おじいさんは町まちへたきぎを売うりに出でかけました。

すると途中とちゅうの田たんぼの中なかで、一羽いちわのツルがワナにかかってもがいていたのです。

從前從前,住著一對貧窮卻心地善良的老爺爺和老奶奶。

在一個寒冷的冬天,老爺爺出門到鎮上去賣木柴。

途中,老爺爺在一個稻田上發現卡在陷阱裡的白鶴正在掙扎著。

「おお、おお、可哀かわいそうに」おじいさんは可哀かわいそうに思おもって、ツルを逃にがしてやりました。

するとツルは、おじいさんの頭あたまの上うえを三さんベん回まわって、「カウ、カウ、カウ」と、さもうれしそうに鳴ないて、飛とんで行いきました。

「哎呀、真可憐哪。

」老爺爺覺得白鶴很可憐,於是就幫忙放走了白鶴。

白鶴在老爺爺的頭上飛轉了三圈,「嗷嗚、嗷嗚、嗷嗚」地高興地叫了幾聲,接著便飛走了。

その夜よる、日暮ひぐれ頃ごろから降ふり始はじめた雪ゆきが、コンコンと積つもって大雪おおゆきになりました。

おじいさんがおばあさんにツルを助たすけた話はなしをしていると、表おもての戸とを、トントン、トントンと、叩たたく音おとがします。

「ごめんください。

開あけてくださいまし」若わかい女おんなの人ひとの声こえです。

那一夜,從傍晚開始下起的雪已經積成了大雪。

老爺爺把自己救起白鶴的事講給了老奶奶聽。

這時候外面的大門傳來咚咚咚的敲門聲。

「請問有人在嗎?請開門。

」是一個年輕女人的聲音。

おばあさんが戸とを開あけると、頭あたまから雪ゆきをかぶった娘むすめが立たっていました。

おばあさんは驚おどろいて、「まあ、まあ、寒さむかったでしょう。

さあ、早はやくお入はいり」と、娘むすめを家いえに入いれてやりました。

老奶奶打開了門,看見一身是雪的小姑娘。

老奶奶嚇了一跳。

「哎呀,妳一定很冷吧。

來,快進來吧。

」老奶奶這麼說,並讓小姑娘進來。

「わたしは、この辺あたりに人ひとを訪たずねて来きましたが、どこを探さがしても見当みあたらず、 雪ゆきは降ふるし、日ひは暮くれるし、やっとの事ことでここまでまいりました。

ご迷惑めいわくでしょうが、どうか一晩ひとばん泊とめてくださいまし」娘むすめは丁寧ていねいに、手てをついて頼たのみました。

「我是來這附近拜訪一個人的,但怎麼找都找不到,又下了雪,天也黑了,好不容易才走到這裡,不知道會不會給您帶來了麻煩,希望您能收留我一晚。

」小姑娘恭恭敬敬地兩手扶地拜託著老奶奶。

「それはそれは、さぞ、お困こまりじゃろう。

こんなところでよかったら、どうぞ、お泊とまりなさい」「ありがとうございます」娘むすめは喜よろこんで、その晩ばんは食事しょくじの手伝てつだいなどをして働はたらいて休やすみました。

「哎呀,妳一定很傷腦筋吧。

如果你不嫌棄這種地方,還請在這裡住下。

」「謝謝您。

」小姑娘很高興,那一晚她幫忙煮飯等家事之後便休息了。

あくる朝あさ、おばあさんが目めを覚さますと、娘むすめはもう起おきて働はたらいていました。

いろりには火ひが燃もえ、鍋なべからは湯気ゆげがあがっています。

そればかりか、家中いえじゅうがきれいに掃除そうじされているのです。

隔天早上,老奶奶醒來後發現小姑娘已經起床並且正在幫忙家務。

爐子正在燒火,鍋子冒著白煙。

不僅如此,家裡還打掃得很乾淨。

「まあ、まあ、ご飯はんばかりか、お掃除そうじまでしてくれたのかね。

ありがとう」次つぎの日ひも、その次つぎの日ひも大雪おおゆきで、戸とを開あける事ことも出来できません。

娘むすめは、おじいさんの肩かたをもんでくれました。

「おお、おお、何なんて良よく働はたらく娘むすめさんじゃ。

何なんて良よく気きのつく優やさしい娘むすめさんじゃ。

こんな娘むすめが家いえにいてくれたら、どんなにうれしいじゃろう」おじいさんとおばあさんは、顔かおを見合みあわせました。

「哎呀,不只是做飯,還幫忙打掃家裡呀。

真謝謝妳呀。

」隔天依然下著大雪,再隔了一天還是下著大雪,連門都沒有辦法打開。

小姑娘幫老爺爺按摩了肩膀。

「噢,多麼能幹的小姑娘啊。

多麼地體貼溫柔啊。

如果家裡有這麼樣的一個小姑娘,那該多高興啊。

」老爺爺和老奶奶對望了一眼。

すると娘むすめが、手てをついて頼たのみました。

「身寄みよりのない娘むすめです。

どうぞ、この家いえにおいてくださいませ」「おお、おお」「まあ、まあ」おじいさんとおばあさんは喜よろこんで、それから三人さんにん貧まずしいけれど、楽たのしい毎日まいにちを過すごしました。

這時候小姑娘兩手扶地請求兩老:「我是一個無依無靠的女兒家,請收留我吧。

」「哦哦」「好呀」老爺爺和老奶奶非常高興,雖然貧窮,但三人每天都過著幸福的日子。

さて、ある日ひの事こと。

娘むすめが機はたをおりたいから、糸いとを買かってくださいと頼たのみました。

おじいさんが糸いとを買かってくると、娘むすめは機はたの回まわりにびょうぶを立たてて、「機はたをおりあげるまで、決けっしてのぞかないでください」と、言いって、機はたをおり始はじめました。

有一天。

小姑娘想要織布,她請老爺爺幫她買線回來。

老爺爺買線回來之後,小姑娘便在織布機周圍豎起屏風,「在我完成織布之前,請絕對不要偷看。

」小姑娘說完便開始織布了。

キコバタトン、キコバタトン。

娘むすめが機はたをおって、三日みっかがたちました。

ようやく機はたをおり終おえた娘むすめは、「おじいさま、おばあさま、この綾錦あやにしきを町まちへ売うりに行いって、帰かえりにはまた、糸いとを買かって来きて下ください」と、娘むすめは空そらの雲くもの様ように軽かるい、美うつくしいおり物ものを二人ふたりに見みせました。

喀啦喀啦、喀啦喀啦,小姑娘織著布,就這樣過了三天。

終於,小姑娘織完了布。

「老爺爺,老奶奶,請將這匹綾羅綢緞拿到鎮上去賣,回來時請再幫我買線。

」小姑娘說完便將如雲般輕巧的美麗綢緞給兩老看。

「これは、素晴すばらしい」おじいさんが町まちへ売うりに行いくと、それを殿とのさまが高たかい値段ねだんで買かってくれました。

おじいさんは喜よろこんで、糸いとを買かって帰かえりました。

すると娘むすめはまた、機はたをおり始はじめました。

「這東西,實在好極了。

」老爺爺一到鎮上去賣,一個身分高貴的老爺子便用高價錢買了下來。

老爺爺非常歡喜,買了線回來了。

於是小姑娘又開始織布了。

「ねえ、おじいさん。

あの娘むすめはいったいどうして、あんな見事みごとな布ぬのをおるのでしょうね。

ほんの少し、のぞいてみましょう」おばあさんがびょうぶのすきまからのぞいてみると、そこに娘むすめはいなくて、やせこけた一羽いちわのツルが長ながいくちばしで自分じぶんの羽毛うもうを引ひき抜ぬいては、糸いとにはさんで機はたをおっていたのです。

「吶、老伴啊。

那個小姑娘到底是怎麼織出那麼漂亮的布呀……稍微偷看一下吧。

」 老奶奶透過屏風的縫隙偷偷窺探了一眼,發現在那裡的不是小姑娘,而是一隻枯瘦如柴的白鶴正在用長長的鳥喙拔下自己的羽毛,混著線一起織布。

「おじいさん、おじいさんや」おどろいたおばあさんは、おじいさんにこの事ことを話はなしました。

キコバタトン、キコバタトン…機はたの音おとが止やんで、前まえよりもやせ細ほそった娘むすめが布ぬのをかかえて出でてきました。

「老伴、老伴呀」嚇到的老奶奶向老爺爺說了這事。

喀啦喀啦、喀啦喀啦……。

織布聲停止了。

小姑娘抱著布走了出來,身體比之前更瘦小了。

「おじいさま、おばあさま。

もう、隠かくしていても仕方しかたありませんね。

わたしは、いつか助たすけられたツルでございます。

ご恩おんをお返かえししたいと思おもって娘むすめになってまいりました。

けれど、もうお別わかれでございます。

どうぞ、いつまでもおたっしゃでいてくださいませ」 「老爺爺,老奶奶。

看樣子再藏也無濟於事。

我是曾經被救起的白鶴。

為了報恩才化身為小姑娘。

不過,該是離別的時候了。

請保重身體。

」  そう言いったかと思おもうと、おじいさんとおばあさんが止とめるのも聞きかず、たちまち一羽いちわのツルになって空そらへ舞まい上あがりました。

そして家いえの上うえを、三さんベん回まわって、「カウ、カウ、カウ」と、鳴なきながら、山やまの向むこうへ飛とんで行いってしまいました。

話一說完,她不理會老爺爺和老奶奶的挽留,轉眼間就變成一隻白鶴飛上了天空。

接著在房子的上空飛轉了三圈,「嗷嗚、嗷嗚、嗷嗚」一邊鳴叫,一邊往山的另一頭飛去了。

「ツルや。

いや、娘むすめや。

どうかお前まえも、たっしゃでいておくれ。

今いままで、ありがとう」おじいさんとおばあさんは、いつまでもいつまでもツルを見送みおくりました。

それからのち、二人ふたりは娘むすめのおった布ぬのを売うったお金かねで幸しあわせに暮くらしました。

「白鶴啊,不、小姑娘啊,妳也要保重身體啊……一直以來,謝謝妳了。

」老爺爺和老奶奶就這樣目送白鶴離去。

在那之後,兩老用小姑娘織的布所賺來的錢過著幸福快樂的日子。

日文原文取自於福娘童話集並取得授權《ツルの恩返し》,中譯與文法教學為時雨の町所有,請勿任意轉載。

養老瀑布 戴缽公主 時雨 想像できることは、全て現実なんだ。

東呉大學日本語文學系畢,專攻現代日語文法,大部分時間從事與文法解析相關工作,為了打造良好學習網站也渉獵網頁程式語言,希望這個網站能帶給大家幇助。

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